その若さからは想像も出来ない程の穏やかで話しやすさという魅力をもつ先生。
幼いころから人に興味があり大学ではコミュニケーション学科に進むが両親の離婚で休学を決意、自身で社会に出て働き復学、人と向き合う仕事がしたいと感じながらも様々な職業を転々としていた
キッカケは「死ぬ前に会いに来てくれた友人」。ある時、５年ぶりに親しかった友人から連絡を受け、「死ぬ前に夏澄とは話したかった」と告げられた。その時、決して「死んではダメだ」とは言わずに彼女の話をただひたすらに聞き、その後、定期的に会って食事をするようにした。友人は幼い頃にネグレクトに遭い、“生きる力や子供を産みたい気持ちがなく早く死にたい”と語っていた。
その彼女が徐々に回復し結婚や子供を持つことを、生きることを望むようになり「助けてくれて、ありがとう」という言葉をもらった時、初めて夏澄先生自身も心からの安堵感を感じ、自分の望むことはこれだ、とカウンセラーを目指すきっかけとなった。
「人を助けたいのなら、身近な人を助けられないといけない」という、常に夏澄先生の大切にしてきた一貫性という意気込みも腑に落ちた気がした
夏澄先生自身も両親の不仲で幼少期に寂しい時間を過ごした経験があり、いつも帰り道で泣いていた記憶、親に甘えたことがない幼少期の環境が、今でも自分自身を苦しめてると気づくことができた。
それは恋愛にも影響し、寂しさに耐えられず、恋人との関係を壊す行動へと繋がっていた
「頼れるのは自分だけ」と常に頑張ってきた性格ゆえの、現在の落ち着いた姿につながっている。
社会人では最年少で部長に選ばれたり優秀な功績を残したが、頑張りすぎてしまい適応障害を経験する。そんな経験値豊かで賢さをあわせ持ちながら、落ち着きと穏やかさの魅力ある先生です。
Ex.Manager 石川
