こんにちは、さやかです。

今回は、日頃の心身ケアにご活用いただきたい、アロマセラピーについての紹介です！

＜アロマセラピーとは＞

アロマとは「香り」のことで、最近よく見かけるアロマセラピーとは、アロマ（Aroma香り）とセラピー（Therapy療法）をあわせた言葉で、“芳香療法（香りを使った療法）”という意味です。

もう少し具体的にいうと、アロマセラピーは、植物から芳香成分だけを抽出したオイルの精油（エッセンシャルオイル）を使って、心・精神・体を健康に保つための自然療法のひとつです。

精油は、脳がコントロールしている“心、身体、肌”のケアを行うことができ、人それぞれの「痛み」による傷をあらゆる方向から修復することができます。

＜ストレスとアロマセラピー＞

ストレス社会が進むにつれて、不安や怒りといった心理的な要因が原因で体に症状が表れる“心身症”が多様な広がりを見せるようになっています。

例えば、高血圧や低血圧、喘息や過呼吸、潰瘍、肥満症、糖尿病、過食症、偏頭痛、自律神経失調症、夜尿症、心因性機能障害、リウマチ、痛風、関節炎、円形脱毛症、湿疹、多汗症、メニエール症候群、耳鳴り、月経困難症、更年期障害、不妊症などが挙げられます。

心身症で体に表れる症状には、医薬品や手術といった西洋医学での対処が可能ですが、その大もとの原因である心の面のケアをしなければ根本的な解決には至りません。そうなってくると、香りや音などを用いて五感をやさしく刺激することで感情や情動に働きかけ、やすらぎを与えたり氣持ちのチャンネルを切り替えてあげるなどのアプローチが有効になってきます。

アロマセラピーはルールさえ守れば危険性の少ない健康法で、特殊な知識や技術を持たなくても取り入れられ、心地良いセラピーなので、日常生活で継続することも苦になりづらいです。

ただ、どのような治療法でも可能性と限界があるように、アロマセラピーも万能薬ではないので、自己管理の範囲を越えた病気や症状がある場合は、医療機関で診てもらい、西洋医学とアロマセラピーのような自然療法それぞれの特性をよく認識した上で、ご自身に合わせて活用されるのをおすすめします。

＜アロマセラピーの始め方＞

まずはアロマショップの実店舗に行ってみたり、アロマショップのネット販売を見たりしていただくと、色々な商品があるので、ご自身の興味があるものや、気軽に日常に取り入れられそうなものを見つけるのがおすすめです♪

アロマセラピーの主な商品は精油（エッセンシャルオイル）ですが、はじめは、すでに精油の香りを染み込ませたグッズや、用途に合わせて数種類の香りをブレンドした商品やオイルなどもあるので、そういったところから入り、アロマセラピーの雰囲気を感じ取るのがよいのではないかと思います。

慣れてきたら、ご自身で精油を購入するのも楽しいかと思いますが、その際の注意点として、「100％天然の精油」を選ぶようにしましょう。現在、香りがあるオイルは、「精油」「アロマオイル」「フレグランスオイル」といった様々な呼び方をされており、100円均一など安価なものは、100％天然のピュアな精油（エッセンシャルオイル）ではなく、化学合成した香料が使われていたり、天然の成分が抜かれていたりと、人工的に加工・調整されて作られたものが多いです。合成香料を嗅いでも脳への刺激はほとんどなく、脳内神経伝達物質が変化することもありません。アロマセラピーで使用するオイルには、「アロマオイル」ではなく『精油』と表記があり、100％天然のものを選ぶようにしましょう。

＜初心者におすすめの精油＞

初心者が使いやすい精油の代表と言われるのが『真正ラベンダー』です。

真正ラベンダーは万能薬と言われるほど多くの症状に対応しており、緊張感をゆるめて、心、精神、体、感情、肌のバランスを整えたい時に適しており、うっかり日焼けや切り傷を負った時のケアにも活用できます。※妊娠初期の数か月は使用しない　

また、『ティートリー』もおすすめです。ティートリーは抗菌作用があり、風邪の引き始めなどに優れた効果があります。

精油を購入する際は、精油によって注意事項がありますので、お店の人に聞いたり、ネット販売の場合は注意事項をしっかり見るなどして、購入するようにしてください。

なんにせよ、はじめは難しく考えずに、香り選びを楽しみながら、気軽にはじめてみてください♪

アロマの場合、その時の自分の状態によって良い香りと感じるものも変わり、同じ植物でも、メーカーや時期によって香りが異なる為、実際にお店に行って、良い香りだと感じるものを選ぶことをおすすめします。

何か具体的な悩みがあるようであれば、こういったアロマなどを活用して、なるべく心身を良い状態にしてあげた上で、その悩みに対して向き合うことで、アロマが解決への近道のアイテムとなるかもしれません^^

また、些細な事でも、あけみ相談室では親身になってお話を伺わせていただきますので、アロマ同様、お気軽にご活用いただけますと幸いです♪

参考文献：「アロマセラピーのすべてがわかる本」、「アロマテラピーの辞典」

さやか

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