
こんにちは!あけみ相談室の冬美です。
今回は、
共感疲労とリトリートについてお話をしたいと思います♪
人の話を親身になって聞き、寄り添うことは、とても尊い行為です。
しかし、その一方で「共感疲労」に陥るリスクもあります。
特に、カウンセリングや福祉活動、教育、医療などの分野で働く人は、日々他者の悩みや苦しみを受け止めるため、自分自身が消耗してしまうことがあります。
そこで、共感疲労の影響と、それを癒すための「リトリート」について考えてみたいと思います♡
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共感疲労とは?
共感疲労とは、
他者に寄り添い続けることで精神的・身体的に疲弊する状態を指します。
支援者や相談業務に関わる人は、相手の感情に共感しすぎるあまり、自分も一緒に苦しみを抱え込んでしまうことがあります。
主な症状としては、以下のようなものがあります。
• 心身の疲れが取れない
• 些細なことでイライラする
• 感情が鈍くなる、または強く反応しすぎる
• 人と関わるのが億劫になる
• 仕事や活動への意欲が低下する
• 眠れない、または過眠気味になる
このような状態が続くと、支援者自身の健康を損なうだけでなく、本来の役割を果たすことも難しくなってしまいます。
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リトリートとは?
共感疲労を防ぎ、回復するための方法のひとつが「リトリート」です。
リトリートとは、日常のストレスから離れ、自分自身を取り戻すための時間や場所を確保することを指します。
リフレッシュするだけでなく、心のバランスを整え、再び人に寄り添う力を養うための大切なプロセスです。
リトリートには様々な形があります。
① 自然の中で過ごす
森や海などの自然に身を置くことで、五感が刺激され、心が落ち着きます。森林浴や散歩をするだけでも効果があります。
② マインドフルネスや瞑想
意識的に呼吸を整え、今この瞬間に集中することで、心のざわめきを落ち着かせることができます。
③ 趣味の時間を持つ
好きな音楽を聴く、絵を描く、料理をするなど、没頭できる時間を持つことでリフレッシュできます。
④ 人との交流を見直す
気を使いすぎる関係から距離を置いたり、逆に気兼ねなく話せる人と過ごしたりすることで、心のバランスを取り戻せます。
⑤ デジタルデトックス
スマホやSNSを使う時間を減らし、情報の流入を制限することで、心を休めることができます。
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支援者こそ、自分を大切に
「人のために何かをしたい」と思う人ほど、自分の疲れに気づきにくいものです。
しかし、支援を続けるためには、まず自分自身が健やかであることが大前提です。
「少し疲れたな」と感じたら、無理をせず、リトリートの時間を意識的に取り入れてみてくださいね!
誰かを支えるためには、まず自分を支えることが大切。
そのことを忘れずに、心のメンテナンスを大切にしていきたいものですね♪
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございます^_^
強く優しくしなやかに愛を持って生きるヒントにほんの少しでもなると嬉しいです♡
冬美
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どんな相談室なの?
プロフィール Huyumi
恋愛依存や愛着障害、恋愛がうまくいかないのはあなたの中にある「生きづらさ」が原因かも、心理療法や心を見抜くテクニックが秀逸で恋愛を心の問題からアドバイス。
「生きるのが苦しくてしかたない」、「いろんなことがうまくいかない」、「自分がどうしたいのかよくわからない」、と悩む現代人の生きづらさと仕事、恋愛、対人関係の悩みに強い先生です。
得意なお悩み
恋愛の悩み、心の悩み(精神病全般)、生きづらさ(自己認識の不一致)、アダルトチルドレン、トラウマ・ケアカウンセリング、TA分析、エゴグラム、自我の深層心理の解明
資格・称号
認定心理カウンセラー/認定アートセラピスト/発達障害基礎理解修了/メール電話カウンセリング修了/心理カウンセラー基礎講座認定講師運営ライセンス/トラウマ・ケアカウンセリング/ファシリテータースキル習得/交流分析療法士/恋愛心理分析/自己実現修了/インナーチャイルドセラピー修了/認定コミュニケーションインストラクター/トラウマセラピストトレーニング修了/子供アドボカシー基礎講座修了/認定インナーチャイルドファシリテーター/放課後児童支援員