職場の同僚やクラスメイト、チームの仲間やご近所さん。

そういった人たちと何かをきっかけに心の距離が近づいて、友人や恋人、家族になることがあります。

社会的な関係だった私たちがいくつかのハードルを飛び越えて個人的な関係を結ぶ。または厚い信頼感が生まれ社会的な関係がより強固になる。

このように誰かと特別な関係を築くとき、自分と相手の距離を縮めるための有効な手段が雑談です。話すうちに相手の好みや人柄が見えてきて、お互いに少しずつ惹かれ合っていきます。

ですがこの雑談が苦手という人は意外とたくさんいるようです。今日はそんな方たちのための記事を書いてみます。

まず雑談とはなにか。

雑談とはいわゆる世間話です。特定のテーマを持たずに交わされる会話であり、その中で達成されるべき目的はありません。

強いて言えばその会話をすること自体が目的のようなところがあり、さらに会話のなかでなにか有益な情報が得られたらラッキーというようなもの。

クリエイティブや企画・開発などの仕事をしている人は、休憩時間に喫煙所でタバコを吸いながら交わす雑談中にいいアイデアが浮かぶということもあるようですが、これは雑談の持つ無目的性がプラスに働いた結果と言えるでしょう。

最近ではそれを逆手にとっていいアイデアを呼び込むために頑張って雑談をしようとする人もいますが、それは本末転倒。

たとえば図書館でお目当ての本を手に取ったあとに何気なく棚を眺めているとき、まったく知らない作家の見たことも聞いたこともない本を偶然見つけ、しかもそこには探し求めていた内容がまさに書いてある。そういう幸運は無作為のもとにこそ舞い降りるのです。

ですが雑談が苦手な人のなかには、その目的のなさが苦手という人がいます。

相手が何らかの意思を持って雑談を持ちかけてきても、「いまのこの会話、一体どういう意味があるんだろう?」とか、「もしかして自分はいまなにかを試されてるんじゃないだろうか?」などの不安に襲われ、相手の問いかけにどう答えたらいいのか分からなくなってしまう。

そんな人に向けての対策があります。

それは聞き上手になることです。

相手の意図を測りかねるなかで自分のことを話すことは不安。であれば自分が聞き手に回ってしまうことがいちばん楽な解決法と言えるでしょう。

いまここで生まれた会話のなかから相手に何か質問をしてみる。その瞬間からあなたは立派な聞き手です。

ただこの方法にはひとつ注意点があります。

聞き手に回ると言ってもただ聞けばいいわけではないのです。

関連性のない質問をバラバラに繰り出しても一問一答になってしまい、会話は続きません。

質問にはコツがあります。
それは最初の質問で返ってきた相手の答えを利用して次の質問をする、つまり最初の質問の深度が増すような数珠繋ぎの質問をしていくことです。

人はみな誰しも自分の話を聞いて欲しがっているもの。
そのように話を繋げていけば会話を楽しむことができた相手からのあなたの印象は上がりますし、それまで知らなかった相手の一面を知れて、あなたのなかでも何かが変わるかもしれません。

こうやって少しずつ距離が近づくことで親密さは増していきます。
いかがでしょうか?

もし学校や職場、あらゆる面で雑談に不安を覚えたときはこの方法を思い出して使ってみてください。思いがけず誰かと仲良くなれるかもしれません。

吉統



今すぐ無料相談料最大20分を使って相談してみる!
【優秀なカウンセラーのみ厳選】


公式LINEを友達登録して
【お試しメッセージ相談】をする!


どんな相談室なの?


吉統先生(呼出10番)

90円/1分 4000円/1通

吉統先生(呼出10番)

90円/1分
4000円/1通

プロフィール yosimune
様々なカウンセラーに相談したけど良い回答が得られない時に。非常に頭のキレる先生で物事を見る角度、視点などが飛びぬけて優秀で、生きづらさ、働くことの意味、自身の心の不安定、人が生きる上で課題になる要素を深く斬新な形で捉えることができている。
対して、とても落ち着いた性格で、誰もが安心してしまう穏やかな話し方が、うまく言葉に出来ないことも優しくリードしてくれて、なぜだかすらすらと本音を話せてしまう安心感をくれる。
何でも話せる雰囲気に隠された印象は、自身も人生の苦難・悲しみを乗り越えてきたから。元来の頭の良さと持ち合わせた優しい性格であなたの気持ちを、望んだ形で受け止めてくれます。

恋愛では、一歩先をいった斬新なアドバイスが得意で、あなたの気づかなかった相手の真の気持ちに気づかせてくれるでしょう。

得意なお悩み
様々な恋愛相談、心の悩み(精神病)、生きづらさ、人生・生き方の悩み、仕事・進路の選択、社会生活の悩み

資格
メンタルケア心理士
こころ検定2級(文部科学省後援)

目次