エニアグラムタイプ3の特徴、価値のあるなしに゙左右されて無関心にも?自分を認めて成功を勝ち取る!

こんにちは、みなさん。暑い日々が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?

今年は幸いにも、各地で様々なお祭りや花火、イベントが催され、コロナ前の日常が少しずつ戻りつつあります。外出や新しい場所への訪問は、脳に刺激を与え、メンタルヘルスの向上につながると言われています。熱中症には気をつけながら、リフレッシュやストレス解消に役立つ機会を楽しんでいただければと思います。

◉エニアグラムの探求
さて、今月も引き続き、お待ちかねの「エニアグラム」についてお話ししましょう。

今回は、エニアグラムのタイプ3に焦点を当ててみたいと思います。もしエニアグラムについて詳しく知りたい方がいらっしゃれば、以下の過去のブログをご参照いただければと思います。

エニアグラムって?「ダメンズ」にハマる【タイプ別解説】→ https://onl.la/5t3BZbR

*エニアグラム タイプ3の特徴

エニアグラム タイプ3の特徴についてご紹介します。
根源的な恐れ: 自分に価値がないことを恐れる。
根源的な欲求: 成功を追求する。
困難な局面において: 無関心になる。
良好な局面において: 協力的で忠実になる。

タイプ3は他のどのタイプよりも、虚栄心が強く、能力以上に自己を表現する傾向があります。他人に自分のできないことや苦手なことを伝えることが困難なタイプです。

それはただの負けず嫌いでは?と疑いたくなりますが、タイプ3の最も顕著な違いは、
「そのままの自分には全く価値がない」と信じ込んでいる点です。
このため、無意識のうちに過度な努力をし、自分が描く成功へ走り続け、不必要な競争の中で負けないように努力するか、到底叶わない場面では「無関心」を装うことがあります。どちらにせよ、最終的には心身ともに疲弊してしまうことがよくあります。

もちろんタイプ3の人々は、学びや経験を通じて、根源的な恐れに立ち向かい、健全な形で自分を表現できるようになります。そうなれば「協力的で忠実な立ち居振る舞い」が自然にできるようになります。

困難な局面との向き合い方
タイプ3が困難な状況に陥ると、自分の能力を隠そうとし、無関心な態度をとることがあります。以下の事例を見てみましょう。
事例A)私はマコ。大学卒業してから約10年、この会社で営業一筋で仕事をしてきた。
毎月の営業成績は常にトップを誇っている。会社に貢献できることは本当に生きがいを感じるし、最近課長に昇進したばかりだ。

そんな中、中途採用のBさんが部下として入社してきた。 
ライバル会社からヘッドハンティングされたという「バリキャリ」の女性だ。
年齢も多分私と同じくらい。容姿は淡麗で、入社早々、契約も私に迫る勢いで絶好調だ。
そのBさんに先日話しかけられた。

Bさん 「すみません、課長。この会社に営業に行ってみようと思うのですが、キーパーソンがどなたなのか、ご存じですか?」

その会社は、私も入社以来、手強くて着手していない会社だった。
何せ、外資系。
英語がロクすっぽ話せない自分には敷居が高すぎるのだ・・・。 

マコ「あ、そこね。私も以前いったことあるんだけど、すでに大手が入ってるみたいで、門前払いだったわ」

Bさん「・・・。てことは、見込みがあるってことですね。ちなみに名刺交換などされましたか?」

マコ 「随分前のことだったから、覚えてないけど。あ、ちなみに相手は外国人よ、英語喋れる?」

Bさん「あ、大丈夫です。留学してたんで!・・・課長もどこかに・・・ 」

マコ「あ、ごめん時間だ 行かなきゃ。また今度!」

〜〜〜数時間後〜〜〜

Bさん 「課長、今よろしいでしょうか? 先ほどのお話・・・」

マコ「あ、その話、Cさんに引き継いでおいたから、Cさんに聞いてみてくださる?
今、ちょっと別件で忙しいから、ごめんなさいね」

Bさん「あ、はい・・・・?」
        

以上のようにタイプ3は究極な困難に陥ると
”自分の能力がバレないように、必死でその場から”逃れよう”とし、「対応できない自分」を演じます。
つまり困難なことから「逃れ」「無関心」になる道を積極的に選んでいくのです。

ここには、マコなりの深層心理と戦略があります。

・英語を話せない自分を認めたくない。
・英語ができない自分は実は価値がない。
・英語が話せるBさんは私より価値がある。
・価値がない私が課長をしているとは何事だ?
・でも、今更どうしようもないので、この件には関わらないでおこう。
・そうだ、私は忙しい。だから部下のCさんに引きつごう。これで上司としてのメンツは立つ。
と言った具合です。

一方、根源的な恐れと上手に向き合える場合は、同じシチュエーションでも全く
異なる結果となります。

事例B)

Bさん「すみません、課長。この会社に営業に行ってみようと思うのですが、キーパーソンがどなたなのか、ご存じですか?」

マコ「あら、すごい!そこに営業に?私、英語が苦手で一度もいったことないんです。Bさんが行ってくださるなら、助かるな〜」

Bさん「え? そうなんですか? じゃ、私英語話せるので、ぜひ行ってみたいです」

マコ「以前、Cさんが名刺交換したって話聞いたけど、今から一緒にCさんの所に行ってみる?」

Bさん「お願いします!」

マコ「英語話せると、やっぱり営業先、増えるわよね?」

Bさん「話せるに越したことないですけど。。。」

マコ「ちなみに・・・これから英語始めても遅くないかな?」

Bさん「大丈夫ですよ、一緒に英語やりましょうよ!」

マコ 「Bさんが教えてくれるならできそうな気がする!」

④のように良好に心の形成ができている場合は、自分の苦手なことを素直に告白し、その不足部分をうまく補完してくれる相手に、援助を求めることができます。結果的に援助を求められた相手も、役に立てることが嬉しく、自然な形で双方に良い相乗効果をもたらすことができます。

タイプ3は元来努力家で、確かに有能な方が多いのも事実です。
しかしながら、その裏腹に「努力しない他人を見下したり」、自分の努力に
奢ってしまう傾向があります。
これらは他でもない、自分自身が「有能でなければ価値がない」という囚われからくるもので、相手にもそういった深層心理を重ねてしまうために拗らせてしまうことがあります。

今回のエニアグラム3タイプのご紹介は以上となります。
エニアグラムはタイプを知ることがゴールではなく、タイプを知ってからがスタートになります。

生まれ持った個性に抗わず、うまく向き合いながら、自分自身にしか描けない人生を、悔いなく生きていきたいですね。

そんなみなさんを心より応援しております。

美花



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