叶わぬ恋

時々、どんなに好きでも愛おしくても、叶えてはいけない恋がある。
叶えてしまえば傷つく人がいるから。
 
だけれど。どうしようもない気持ちは、どうすればいいのだろう。
胸が張り裂けそうなのは、どうやって耐えればいいのだろう
泣けば落ち着くのにも限界がある。
 
寂しくて震えてしまうときはどうすれば落ち着くか、少しずつ探ることに集中してやり過ごす、
自分を抑えられなそうになるときは、どうごまかせばいいか、考え続けて、いずれ落ち着くのを待つ。
“時間がきっと解決してくれる” こんなあてにもならない言葉で、自分を言い聞かせる。
 
なんで好きなのに触れあってはいけないかとか、
どうして好きなのに想いを伝えるのもダメなのとか、
好きな気持ちを誰がとめていいのとか、
答えのわかってる疑問がつぎからつぎへと溢れてくる・・
 
会いたい気持ちがとまらない時には、きっと相手も自分のことを想ってると思い込む。
話したいと求める衝動が収まらないときは、二人が話した言葉を一つ一つ思い返して、ぽつりと口にしてみる。
 
あれこれと試してみても、なにをどう考えてみても、
なにも変わらないのだけど・・
 
ただ好きでいればいい、ずっと。
 
悲しければ泣けばいいし
苦しければ苦しめばいい
どうにもならないものはどうにもならないのだから、
感じるままに感じて、心の思うままにさせればいい、
 
衝動はいつも一つの想いに辿り着く..
ただ愛してると最後に伝えたかったんだ
 
たとえそうできなかったとしても、
 
記憶を消すことは誰にもできないのだから
 
確かに愛のようなものがあって、それを感じていた事実はかえられないのだから
 
誰が、どうしようとも、ずっと想いだけは消えたりしないのだから

目次