
社会の仕組みから恋愛依存を考える
皆さん、こんにちは。
あけみ相談室の新井です。
今日は、恋愛依存症について、お話させていただきます。
厚生労働省のwebサイトに依存症とは
「特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。」
と書かれています。
じゃぁ恋愛依存症は恋愛がやめたくても、やめられないことなのかというと
少し違いますよね。実際にはいくつかに分類されますが、
一般的に想像されるのは、「自己犠牲も顧みず、相手のことだけに夢中になってしまう」
そんな状態のことで、比較的女性に多く見られるように思います。
では、なぜ女性に多く見受けられるのかというと
これは社会の構図がそうさせているのだと思います。
男女平等やジェンダーレスなどと言われていますが、
実際は、まだまだ男性社会な部分は否めません。
言い方を変えると女性が自分自身の存在意義のようなものを認識できるのが
恋愛や結婚、家庭の比率が多くなりがちと言えます。
女性は男性に比べて視野が広く周りがよく見えると言われています。
どちらかと言うと依存症になりやすいのは男性のはずなのに、
恋愛依存症に女性の方が多く感じるのは、こういった社会環境が関係していると思われます。
本来、依存症になりやすいはずの男性は仕事の面で存在意義のようなものを持ちやすいので
恋愛に依存するようになるケースが女性と比較して少ないのだと思います。
ただしこれから男女平等やジェンダーレスが進み、男女の関係が変わってくると
男性でも恋愛依存症の方が増えかもしれませんね。
依存症って、とかく本人の性格的なことばかりにクローズアップされがちですが、
少し違う角度から見てみると、またその向き合い方も変わるのではないかと思います。
何かの参考になれば幸いです。
新井
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