かんかん照りの太陽が、自分を焦らしてきます。
夏の強い暑さは力を与えるけど、心まで焼き尽くしそう。
地面から湧き上がる陽炎を見ると、虚しい恋の気持ちが蘇る
遠くに浮かぶ蜃気楼を見るとかすかな記憶が蘇りそうで胸を急かす
いつだったか
君はベッドに横たわって汗ばみながら怠そうに荒い息をして、それでも笑顔を浮かべて私を見てた夏の日。
“なにもない日”だった。
私はその時、かける言葉もなくて、暑苦しすぎて好きとも言えなくて、何も言わなかった。
あの日のあの瞬間にふたりの大切なものがすべて詰まってた気がする。
いつかした恋を、この暑さのせいで思い出すのかな
隣に眠られるとうざいぐらいに暑苦しくて、汗も鬱陶しくて、いらいらするのに、それでもくっつきあって過ごしていたのは、そうしなければいけないくらい求めてたからかもしれない
やる気もなくして、気力も落ちて、体力も限界で、目眩さえするのに、君の声だけは敏感に聴こえてた
愛してた記憶は暑さで溶け合ってより濃厚に粘りついてる
あの暑い夏にまた戻れることは無いのに、負けないくらいの暑さがきて記憶だけは沸々と蘇るから、求める体がカラカラに乾いてしまうよう
蒸した暑さにも、なにかやれと追い立てる夏にも負けず
猛暑を駆け抜けましょう
暑い空気の中で息をし続けなきゃだけど
心は、清らかな雪解け水の如く、澄みつづけますように。。
銀水あけ美
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