話を聞かない彼氏、聞かない人、の心理を解析！何を考えてる？

銀水あけ美です！
題名を読んで、「私の彼！」「お父さんのことだ！」と思った人、多いのではないでしょうか？
特にこう思うのは女性が多いですよね。

もう、この習慣は脳生理学などでも解明されてて男女の脳の違いという根本的観点からもあらゆる説が世の中に出回ってますね。

だけど、理屈で理解できても、なかなかに話を聞いてもらえないことを我慢し続けるのは、根気がいりますよね(^_^;)
度が超えてると、離婚のやお別れの原因になります。

よく、旦那が話を聞かなくて、奥さんがそれに怒り心頭で、いつも「なんで、無視するの！」とか「聞いてる！？」とか怒鳴って、男性は根拠もなしに「聞いてるよ」と答える情景、目に浮かびません？
このパターンだと、ある時、奥さんの方は諦めて怒るのも話しかけるのも止めますよね。
そうすると、男性は「理解してくれたんだ」と思い込んてしまって、うまくいっていると感じている状態です。
しかし、奥様は密かに離婚の準備を進めていたり、他の男を作って不倫をしている状態の可能性が高かったり。
話を聞かないことで、人は心まで離れてしまうのです。

なぜ、男性が話を聞かないか？
男性は意味のない話が苦手という説はご存知ですね。
しかし、基本的に女性は話すことそのものでストレス発散をできます、もっと詳しく言うと共感してもらうことがストレス発散に繋がるんですね。
つまり、共感をしてもらえれば話の内容はどうでもいいということです。

特に専業主婦は、1日家にいて誰とも話さず過ごす時間が多く、心が共感不足になりがちです。
ですから、子供が生まれて話せるようになると、途端に旦那に話しかけなくなるパターンもよくありますが、いずれにせよこれは共感を得られる相手が新たに出来ただけですね。

では、共感を得たいと言うけど、どうして女性はそんなに話して共感を得たがるのでしょうか？
男性は、話さなくても同じ趣味を一緒に行っているだけで満足するのに。。

答えは、
女性は、【話すことで確認作業を行っている】のです、あなたと私の考えてることは同じよね？と。

人間誕生は200万年前と言われていて、文明化してから長く考えても四千年ですから、脳は99.9%以上まだ原始時代の原始人の脳をしています。

原始時代では、人間は群れを作り集団になって活動し生き残る可能性を高めていました。洞穴や洞窟を住み家にして、男性たちは数を揃えて狩りに出かけます。
その間、女性たちは家で集団で子育てをしていました、どの子の子でも全ての母親で一緒に育てていたんです。

ちなみに、男性では、狩りがうまい男がリーダーとなります。矢を的（獲物）に当てられる能力が高い男や、戦略がうまい男（野球選手の様な）、足が速い男、などそれぞれの得意分野を活かしてチームで狩りをして上下関係を作ります。

それに対し、女性は上下関係を作らず“平和を作り出そう”とます。
つまり、反して言えば、女性の場合はコミュニケーション能力が高い女性がリーダーとなります。争い事や揉め事が起こると、子供たちが危機に晒されるからなんです。

お互いの子供を一緒に育てるので、子育ての仕方、教育、躾などで意見がすれ違っても話し合え穏便に片付けられる能力が重宝されるのですね。
（明確な言語化でなくてもコミュニケーションは存在していました）

そして、このコミュニケーション能力の特徴は、「人の気持ちを敏感に感じ取れる」こと、「優しく思いやりのある表現ができる」ことなどで、
女性は共感をしてもらえるとリーダーに認められ輪の一員だと自分を認識できるのです。

つまり、共感されることにより自分の立場と安全を確保するのです。

それ以外にも、「子供に害を加えようとしている大人がいるか」とか、争いになる「固執した意見を持っている人物」がいるか、などを見極めるためにも、人の心に敏感な能力は必要になります。

女性が情報収集のために噂話しや陰口に夢中になるのもわかりますよね？（笑）

『私達は、同じように子供に平和な生育環境を作ってるわよね？そうよね？』と意見を交換し共感することで子供たちを危機から守れると信じたのです。

家に全く話の効いてくれない彼氏や夫がいるのに、家庭内の平和が脅かされる可能性を女性は感じ始めてしまうんです。

こう考えると、女性が話すこと（共感すること）でストレスの緩和になり、心が落ち着くという心理が理解できると思います。

心が落ち着くように扱ってもらうことで、「大切にされてる」と信じれる要因にもなりますよね。
常にお互いの心を共感でつなげていれば、浮気もされていないだろうと、女性は信じやすくなります。
（実際にはコミニュケーション能力の高い男性の方が浮気を容易にできるので浮気に走りやすい場合もあるのですが。まさに価値観による誤解ですね）

さて。女性が話すことで様々なメリットを感じるのに対し、男性はどうかというと、よく聞くセリフが思い浮かびます、
「男は黙って〇〇。（実行、我慢、引く、働く、従う）」

しかしながら、男性が女性に気に入られるためにビッグマウスになることってよくありませんか？
これって男性同士から見れば、べちゃくちゃ言わずに、実行しよろよ、と口だけ人間に映るだけなんだそうです。

男性はビッグマウスを言う時に、実は嘘をついている自覚がないことが殆どで、自分の夢や自分自身への理想を話してる感覚で、罪悪感がないことが殆どです。
しかし、同性から見れば一目瞭然。
そんなこと話してる間に実行すれば？と、感じるのです。

つまり、男性の中では「女性のようによく話す男」を、（コメディアンやキャスターなどの職業の特性の場合以外）あまり良い印象に映らない事があります。
もちろん、コミュニケーション能力が高く自分を楽しませてくれる男なら好きですが、
女性のお喋りは明らかにこれとは違いますからね（笑）

「今日、スーパー行ったらお魚が凄く安かったの、でもお肉にしたわ」
「◯◯さんとこの奥さん、いつもちょっと厚化粧よね」
「そういえば、◯◯くん、私立行くの諦めたみたい、」
「今日午後には来ると思ってた配達が夕方になったの」
落ちもなく、意味もなく、問題点もなく、自分たちに何ら関係のない、解決できない話を永遠と喋り続けることが女性にはよくありますw

「お肉の方が好きだからなぁ」
「すっぴんでもいいのにね〜」
「それは、大変そうだね〜」
「もっと早く来てくれればいいのにね」
など、これに対応している男性は、右にスライドしてキャッチ、左にスライドしてキャッチ、と、まるで野球の外野選手のようにめちゃくちゃ頑張っているんですw
心のなかでは「どうでもいい」と感じていて、あくまで女性への礼儀としてやっているだけなので、相当な女性脳の男性以外はストレスになってしまいます。

しかし、先程のように、一言「共感」の言葉をもらえるだけで満足出来るのが女性なんです。

この心理が、「子育てのため」「平和のため」と心理的に理解している男性なら、その必要性を感じて対応も出来るのかもしれません。

もし、旦那や彼氏が話を聞いてくれなかったら、このブログを読んでもらって、女性にとっての共感がどれほど精神の安定につながるかを理解してもらうのはどうでしょうか(^^)

女性は内容はどうであれ、意味もなく話しかけてるわけじゃないんだよ、ということを理解してくれるかもしれません、
そうすれば「うん」や「へぇ」の相槌くらいはうってくれるかもしれませんね（笑）

もし、話を聞いてくれないのが、男性特有のものではなくて、2人の信頼関係や、自分を下に見下しているから、と感じるなら、二人の関係継続のためにも彼の心理を読み解く必要があるかもしれませんね。

あけみ相談室には、優秀な先生しかいませんので、あまりに彼や旦那の冷たさに悩んでいたらぜひお話を聞いてみてもらってください(^^)

銀水あけ美

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