強く優しく、しなやかに愛を持って生きるヒントにほんの少しでもなると嬉しいです。
さてさて、今回は発達障害の定義について
と、いうことなのですが、
発達障害
脳の機能的な問題が関係して生じる疾患であり、日常生活、社会生活、学業、職業上における機能障害が発達期にみられる状態をいいます。
もっと分かりやすくいうと
「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠如多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」
ということなんですが、難しいですよね。
脳機能障害なので、子どもの頃から特性のある行動やこだわりなどありますが本人に困り感がないのであれば、問題ではないですし、グレーゾーンであるからこそ、支援も受けられずに困り感が大きい場合もあったりもします。
私たち人間は見た目で考えてしまう傾向もあるので、
発達障害の方は、見た目は何も問題がなさそうに見えるので
例えば、足が悪くて車椅子に乗っていたりする方には、階段を登ろうとはいいませんし、親切に接すると思います。
しかしながら発達障害の場合、目には見えない脳機能障害なので、その困り感に気づけなかったりしている場合も多かったりします。
そして、誰しもが程度の差こそあっても多少の特性的な部分は持っていると私は思います。
発達障害のことを自閉スペクトラム症ともいうのですが、スペクトラムということは、色んな部分がグラデーション的に入り混じっているので、色んな特性を入り混じり持っていたりするんですね。
なので、1つの部分、例えば注意欠如多動症だけでなく、学習障害やアスペルガー症候群(ASD)などが混じりあっているんですね。
でも、それは悪い事でもなく、
それが、役に立つ時もあれば、困り感に繋がる時もあります。
例えば、
何かを始めると集中しすぎて、3日間トイレにもいかずで倒れてしまい救急車で運ばれた。
などとなる場合もあり、過集中になってしまいコントロールが出来なくなったりするんですね。
でも、それを周りの方々のサポートを受けながらコントロールしていくことが出来れば、素晴らしい結果をもたらすことも沢山ありますよね。
発達障害の特徴として、こだわりや、過集中、感覚過敏・鈍麻など極端になりやすいところがあったりします。(五感)
例えば、聴覚が過敏だと、定型では、駅の雑踏の中で色んな音に溢れていても、友人といれば、それなりに友人の声だけを聞き取ることが出来たりしますが、全てが同じボリュームで耳に届くので聞き分けるのが難しいようです。
なので集中していると本人も楽なんですね。
学童であるシーンだと、皆が騒いでいても、その子は絵を描くことに集中していると全く聞こえない(遮断)様子ですが、紙に書いて
「今からおやつの時間だから、片付けをしてね」
と渡すと何度、声を掛けても気がつかなかったり、言葉をかけて気づいたとしても「キー!!」となり邪魔しないでってなっていたのに、急に理解しスッと次の行動をしてくれたりします。
その人にあった対処ってあるんだと思えます。
私も本当は出来たら、キリのいいところまで(自分なりの)やりたい気持ちがあったりするので、その気持ち(夢中)は分かります。
ただ、それは後でも出来るよねって、気持ちをコントロールも出来るだけのことなんですね。
こだわりの強さから、夢中になりすぎているだけで、やり方を変えたりするだけで、受け入れられたりもするんです。
ある意味、スポーツ選手などが良く言われるゾーンに入っているんだと思うんです。
それは、素晴らしいことでもありますよね!
色んな人がいていいし、色んな自分がいていいと思います。
完璧な人はいませんよね?
私はゾーンというのに入ったことがないので、体験してみたいです。
長所も短所も表裏一体でどんな人も持っています。
そんな不完全な自分を愛せるようになれるお手伝いが出来たらと私は思っています。
ではでは、長くなりましたが、最後まで読んでくれて、ありがとうございます♪
冬美
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