しんみり。。

私は時々、しんみりと真夜中に日記やポエムを書いたりします。
とくに書きたいものがあるわけではないんです。

ただ、筆を手にとって、ただ何かを綴っていたいのです。

そのうちに、頭の中に浮かぶことがあります。

今、この瞬間は、私はどうして今の生きる道を選んだのか。

答えは、選んだというより、自然にそうなった、が正しいです。

ある時、助けてくれる人がいて、
ある時、支えてくれる人がいて、
また別のある時は、愛をくれる人がいた

出会った人は一人残らず、自分の集合体なのだと感じることもあります。

ところで。
私にはとっても誇れる自慢があります。

それは、後悔を一度もしたことがない、ということです。

いえいえ、これ、本当ですよ。決して強がりでも理想概念でもありません。

私はいつも自分のとってきた選択を信じることができるんです。
それが例え、悪い結果に結びついてしまったとしても、

その時の私にはそうとしか出来なかったんです。

いつも、どんな時も、一生懸命だったから、それ以上の忍耐も努力も
絶対できなかったって、わかるんです。

だから、起きた悪いことは、起こるべくして起きたんです。

それと、後悔はしても意味がない、と心底思ってます。
やり直すスイッチなんてないですから、その上で、今後どう生きていくかでしかないんですよね。

時々、自分の欲や切望が抑えきれない時はあります。
だけど、欲に負けたとしても、それは「自分が選んだ」と思えます。

後先のことは考えなかったとしても、それを決める権利はその時の私にあるのです。
だから、何度その時に戻ったとしても、私はまた同じ選択をするとわかるんです。

同じ様に。未来を決める権利も、今の私じゃなく、未来の私にあります。

未来の私が、“こうしたい”と思ったときに、過去の私が表れて、それはダメだ、なんて抑制したらとても邪魔ですよね(笑)

だって、過去の私は未来の私と同じ経験をしていないんだから。

ところで、
人ってたまに、一瞬の出来事で自分の人生が全て終わった、、と感じたりすることがあります。

でも、それは違います。
ただ、新しい人生のスタートを切ることが出来ないのです。
全て一からやり直すのは苦労も勇気のいることですからね。

そういえば、私は本当に死にかけたことがありました。
よく聞く話しの様に走馬灯が襲ってきて、あ、私、ここで死ぬんだ。と感じました。

でも、その時、「死にたくない」ではなく「あ、これでやっと楽になれるんだ」と思った自分がいたんです。

その時に、自分はそれだけ頑張って生きてきた、と自分を認めてあげることが出来てることに気づきました。

だから、今でもこれを言うと他の先生に怒られちゃうんですけど、
私はいつ死んでもいい、と考えてます。明日死んでもいいし、今日死んでもいい。
もちろん、痛いのや怖いのは嫌ですから、あくまでピンピンコロリでならですが。

そのくらい、毎日を一生懸命、最大限に生きてるんですよね。
なので、私は自分が未だに生き続けていることに、驚きを隠せません。

よく、生きてこれたな、って(笑)

もう、それだけでめっけもんな気もします。

だって、素晴らしい体験をしましたから。

人と触れ合って、愛されたり、心打ち解けたり。
この仕事では特に、人に心を開いてもらえますから、とても貴重な体験をさせてもらってます。

決して、人より恵まれてたり特別だったりしたわけじゃないし、
自分の夢がすべて叶ったわけじゃないけど、
夢を見れたことは素晴らしいことだったと思う。

その夢を夢と思えながら死ねたら幸せだな、とさえ感じます。

過去に暴力を受けたり、性的虐待を受けたり、放置されたり、奪われたり、そんなことはいくらでもあります。

だから、何？って言えるくらい、全てが今の私になります。

傷つけられた時、傷つけられたと泣いて叫んで生き続けるよりも、
何があっても人は生きていける、と証明してやればいいんです。

私は、そんな姿を信じてくれた人に見せてあげたかったのかもしれない

それが生きる根源になっていたかもしれないです。

何かを創り上げるって、そういうことな気がします。

そして、どんな状況でも何もかもなくなっても、創り上げてる人がいれば、みんなもそこに着いてくる。奇跡とか、安息とか、神様とか、そんな理想論はどうでも良くて、人間はきっとすべてを自分で決める力をもっているんです。

だから、大丈夫。私も生きてますから。

銀水あけ美

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