セルフコントロールでできる不安の消し方

不安って、とても辛くて「しんどい」感情ですよね。

精神医学的には不安を持ったときの対処法として最も効果的なのは、[運動をすること]だそうです。

これって、本当なんだけど、でも、不安なときに運動をしようって気にはならないんですよね、笑

軽い運動を始めても不安な気持ちが勝って集中できなかったり時間がかかることもあります。

また、不安な時には臆病になるので、怪我をしないように、これ以上トラブルに巻き込まれないように、と精神が内向的になり活動量も減ります。

つまり、体を動かすのが難しい場合が多いわけなので、不安は心で対処する、という方法もありますから、ぜひ覚えておくといいと思います。

今日はその方法をお伝えしますね。

【不安】、ってそもそもなんだろう、って考えた時に、過去のスタンドFM(不安と後悔の概念とは?)でも触れていますが、自分を、問題に対処させるための心理的刺激です。

心配なことがあったり、気に病むことがあったり、何かを失いそうなときに、「それに対処しなさい」と自分自身を煽ってくる心の動きですね。

(でも、大抵の場合、その対処のやり方がわからなくて更に焦ってより不安になる泥沼状態になりますね。)

つまり、この【不安】というのは、「自分の心」が生み出している“産物“になります。

逆に言えば、現実には存在しないものなので、自分の力で消し去ることもできるわけです。

よく不安な時は、「不安に支配されている」と言う言い方をしますね。

自分の心から出てきた不安が自分の体よりも大きく膨らんで自分をまるごと包み込んでるようなイメージです。

なので、右を向いても左を向いても不安で、周りを不安が囲っているから、何をしても手が付かないのです。

この時、心から生まれる産物なのですが、現実世界にあるような感覚に襲われますよね、(何かが襲ってくるとか、よくないことがやってくる、とかそんな表現をします)

しかし、逆手に考えれば、[心から出てくる]ものでもあるわけですから、それなら心から出してしまえばいいのです!

これは、一種の不安に対するイメージトレーニングのようなものなのですが、やり方はとても簡単です。

まず、簡単な不安の象徴を考えます、ほわほわした丸い塊のようなものを想像して(それが不安です)その塊が自分の心から抜け出して手の上に乗っかっています。

それはとても、手が焼けて、厄介で、自分の気持ちを取り乱すものです。まるで赤ちゃんのようです。

今、持ってる不安が大きければ大きいほど、そのほわほわの塊は大きくなります。

それを、そっと、自分の隣のベッドや椅子に置いてあげます。

それを見つめてみてください。

これで、あなたは「不安」を客観的に俯瞰的に見ています。

不安は全てその中にあります。

そのかたまりは、悲しみ、焦り、寂しさを持っているので、優しくあやして撫でてあげてみてください。

いま、あなたは自分の不安を一旦、体の外に出し、外部から見つめて落ち着かせている状態です。

この、丸い塊は人によってイメージがある場合があります、子供を産んだことがある人なら、赤ちゃん、人によっては小さい時の自分、私の場合はほわほわの丸い塊だったり、時々子猫だったりします。

子猫は不安でどうすればいいかわからなくて、ぷるぷる震えています、それを私がベビーベッドに寝かせて、優しく撫でて寝かしつけてるのです、その子がすやすやと眠っている間は、不安もそこで大人しくしてます。

なので、あなたは動くことが出来るのです。

心の中から、一旦、不安を取り出して、そこに置いてある不安を見つめながら、その不安にどう対処しようか?

と客観的に見て考えます。

冷静になることが出来れば、完全にではないけど不安に支配までされることはなくなっているはずです。

あなたが対処に迎えたら、そのベビーベッドの塊は安心して幸せの中ゆっくり空気に溶けていきます。

あくまで、不安は心が生み出す産物、あなただけに見えるもので、あなたによって置き場所を変えることもできる。

完全に消すためには、実際の不安の要素に対処しないといけないなので、不安をベッドで寝かせている間に、冷静に客観的に広い目で自分の状況をみて、対応のために動いたり、考えて頭を整理したりできますね。

こんな風に、

「不安とは、自分が生み出しているものだ、」

と理解して、不安に支配されない考え方を持ってみましょう。

どんなに不安になっても、その不安にあなたが負けてしまうことは、決して無いのです。それはあなたが生み出したただの形のないものだからです。

銀水あけ美



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